今日の設定はこんな感じ。
◆カメラ Panasonic GH2
◇その他使用 三脚、一部マクロレンズ、照明1灯
今回はF値とフォーカスの関係を見極めたかったので、MFオンリー、絞り優先設定です。
f2.0 ISO160 |
f2.0 ISO160 |
これはどちらも設定同じですね。
土砂降りの中帰ってきた通勤用自転車dahon Mu P8、清掃前です。
完全消灯した部屋に470ルクスのLED電球直当てなんですが、コントラスト出てて結構良いかな、と。
フォーカスも、外している部分は良い感じにボケてて狙い通りな絵になってます。
後処理なし(1/4に縮小のみ)で特に考えずこんな感じだと、自分的には満足行く出来です。
別パターンでも。
f2.2 ISO160 |
こちらはうちのモデルさん、TinyFairyからKyle(女の子だからKylee?)さんに、手持ち無沙汰なのでFireBallドロッセルお嬢様の
書物型記憶装置 「プロスペロ」を借りてきました。
43cmの人形なのでどうしても寄らざるを得ず、自然とフォーカスが厳しくなるのですが、練習にはちょうど良いかと。
まだ小さいのに物憂げな美人さんです。
このサンプルでもそうですが、顔にピント合わせて背景もボカすとなるとどうしても手前の本や膝頭までボケてしまいますね。
全体にピント合わせつつ、背景は良い感じにボカすとなると、後ろに距離が必要になってきて、そうするともう少し大きめの背景素材が必要になってきそうです。(現状は70*55cmの包装紙@100均)
ちょっと寄りでF値毎の違いを比較。
f2.0 |
f8.0 |
f16 |
f8辺りだと、ボケとピントのバランスが丁度良い印象ですね。f4-8辺りでレイアウトによって微調整、が落とし所と言えましょうか。
アングル変えてこちらから。
f1.7 |
f8.0 |
f16 |
SSと露出はオートなので若干明るさにばらつきがありますが、こちらもf2-8の間あたりが落とし所のようです。
ライティングが1灯だけということもありますが、f16だとちょっとメリハリにも欠けますね。(自動露出で全体が上がってしまったのか?)
では最後に正面から。これが一番分かり易いかもです。
f2.0 |
f8.0 |
f16 |
手前の本にまでフォーカス合わせたいとしたらカメラ側の設定は元より、もっと背景と距離を取らないとダメですね。
その他に、背景色を変えてみたり…
f2.2 |
ライティングを変えてみたり…
f8.0 |
f8.0 |
最後にまとめて。
結論としては、今回のようなかなり至近距離のケースだと現状の装備ではF値4-8辺りが適正といったところでしょうか。
もっと背景から対象が浮かび上がりつつ必要な部分にはきちんとピントがあっている、という風にボケとピントをコントロールできるようになりたいものですね。
今回のケースでは露出はカメラ任せだったので、拘るのであればそこも込みでコントロールしたいです。多少後補正は効くとはいえ、ショット毎に明るさがまちまちでは後が大変なので。
という訳で次回は、もう一灯ライトを調達してライティングの調整を試してみたいと思います。CGをやる上でも、ライティングによる絵作りは重要なので、上手くフィードバックが生かせるようになると良いのですが。